テレビではインフルエンザ流行の放送が行われるようになって来ました。
2週間前には大阪での流行が話題になったと思うと、今日は関東の学級閉鎖のニュースを行っていました。
我がクリニックでもインフルエンザワクチン接種に大勢の人がおいでになっています。
家族でまとまっておいでになる方や会社で集まっていらっしゃる人もおられます。
なかには「私は今まで罹った事がないので打ちません。」、「お金がかかるのでしません。」とか「注射が痛いし、怖いので」といわれる人もかなりの数いらしゃいます。
本来ワクチンはインフルエンザの感染予防の為ですがヴィールスの高密度の被爆で感染してもかなりの症状の軽減になります。
インフルエンザ感染時の重症化(死亡・重症肺炎・脳炎など)の防止に大変役に立つわけです。
最近の報道でよく聞かれるためか、新型インフルエンザの情報にも詳しく気になさっている人は多いように思われますが、でも中には全く気にしない方もおられます。
ほとんどの人が「発熱したら、必ず医療機関に受診します。」といわれています。
新型インフルエンザ感染者が1人でも発症したら、その県の学校はすべて閉鎖になり交通機関のストップとなり、しばらく経つとほとんどの医療機関も閉鎖となってしまうと思います。
私のクリニックに高熱でインフルエンザ症状でおいでになっても、新型インフルエンザ感染か一般的なインフルエンザかは今の現状では判定つきません。
前もってインフルエンザワクチンを接種されているとこの人は新型インフルエンザだろうと考えることは可能かもしれません。
そのような判断が出来るためにもインフルエンザワクチン接種が大変重要になってくるのです。
私のクリニックでは、ワクチン接種者のかなりの人が「ワクチンを接種すると、普通の風邪もあまりかからず楽に一冬過ごせる。」といわれています。
私としては、出来るならばインフルエンザワクチン接種を受けたほうが冬場を乗り切る為にもよさそうに思います。