2008年11月19日

社会常識に欠けた医者が多いー麻生首相

昨日は、急に寒くなり、霙交じりでそれまでの暖かい日々が嘘のような急変でした。
稲妻、雷鳴が絶え間なく鳴り響いていて、今朝は、外は霰で白くなり外を歩く人はいないように感じました。

世の中は、株価低迷、円高、企業業績悪化と不況に入っています。
医療界では、医師不足とくに小児科医、産婦人科医不足が問題になっていますが、麻生総理がおもしろい話題を提供してくださいました。

麻生総理は、本日の全国知事会で、地方の医師不足に関して、「社会常識にかなり欠けている医者が多い、価値観がかなり違う」と産婦人科などでの過重労働を敬遠してなり手がいない現状に関して発言された。

なぜ産婦人科、小児科が敬遠されているか分かっていないようです。
医者は誰でも、人を助けたい気持ちは大いに持っています。
皆さんも考えてみてください、人を助けるために一生懸命努力しても無理なことはあります。
人はみんな同じではありません、人により構造、体力も違えば、免疫力も同じではありません。
風邪を引きやすい人、引きにくい人がいるのと同じです。

分娩時に母体がなくなることもあるし、未熟児として生まれ、障害が残ったり、亡くなったりする事もあります。
近年、そのような場合に訴えられることがよくあるようです。

私も自分の家族がそのような状態になれば非常に悲しく怒りに近い感情が起きるでしょう。
残された家族の気持ちは分かります。

医者の立場では、誰も死なせたくはないですし、障害を残したくはありません。
うまくいって当たり前と思われている状況で、努力してもそのような悪い状況になってしまった。
日々、過重な勤務をこなし、一生懸命努力しても悪い状況になってしまって、その上に訴えられることは耐えれないことなのです。

人を助けようとして時間を厭わず努力して訴えられるのです、警察が入ってきて逮捕されるのです。
「なぜ、なんで」と自問自答しているうちに訴えられ、警察に逮捕されているときのたときの精神状態は考えるに耐えれません。
我々は、その姿を自分自身にダブらせて考えてしまいます。

麻生首相は、医師不足は過重労働が嫌だから医者が産婦人科小児科にならない、それは医者が悪いといわれたようです。

私に言わせれば、麻生総理がしっかり理解して現状を改善するように手を打ってほしいものです。
人を助けようと努力しても報われない状態に陥った医師を助けてほしいと思います。


posted by incho_sensei at 22:20| ひとり言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月19日

朝から夕方まで勉強会

朝から快晴の日である。
平日と同じように、起床して県医師会まで出かけた。
本日は産業医研修会が催され、朝の気持ち良い日差しの中を車を飛ばした。

本日の話題は、メンタルヘルスケア、精神疾患の復職、医療機関における労働安全衛生、産業医の職務としての健康診断、母子保健と女性労働者の健康管理でありました。
産業医としての職務は、徐々に拡大してきており、単なる検診業務の枠を超え労働環境、職員の健康状態のチェックなど労働者の健康を保持に努めるよう事業者、安全衛生管理者に勧告、指導、助言することが求められています。

産業医は事業者に指名され職務に就きますが、事業者に指導、勧告、指導する立場であり、雇われた者が雇い主に指導、勧告を行うのは、かなりの矛盾があります。

事業者は労働者の健康を保持するために必要な措置について、厚生労働省令で定めるところにより、産業医の意見を聞かねばならない。
事業者においては安全衛生委員会を毎月1回以上開催するようにしなければいけない。

実際の現場では検診にしても、安全委員会にしても事業主の考えが強く反映され、産業医としては力足らずのことがよくあるようです。
企業にとっては事業主の考えに左右されることが多いようですが、労働衛生法令では、事業主の責任についても踏み込んでいるようです。
社員が死亡した企業で、健康診査をしなかった事業主が書類送検されています。
事業主が進んで社員のために、安全委員会を開催したり、検診、面接指導をおこなわねばいけないのであり、産業医の意見を聴かねばいけないと法令により規定されています。

私も産業医をしていますが、実際に安全衛生委員会の開催が事業主の意向によって開催されなかったり、延期になることがよくあります。
どうして社員のほうに目が向かないのかと思うことがよくありますが、事業主の経営スタイルであり、周りでいろいろ言っても、委員会を開いてもらわないとどうしょうもありません。

前回、職場巡視したときに、職場が忙しくてなかなか開催できないので都合のいいときに連絡しますので、その時に来てくださいといわれました。
事業主に会えないとどうしようもありませんし、事業主の考え方が変わらないと社員にとって不利益になると思います。
今、このように書いていますが、書いているとだんだん寂しくなり、産業医を辞退したくなりますね。
posted by incho_sensei at 21:34| ひとり言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月21日

日本も世界も世の中大荒れ

今日は9月21日、自民党総裁選地方選挙で騒がしいようです。
大勢は麻生総裁で決まりのようですが、総選挙を考えてか、財源を考えないバラマキ的な話が多く、高齢者医療制度の廃止論まで出てきています。

廃止になると、今の働き盛りの人、学生、子供、赤ちゃんの世代が今の負担の数倍の重荷を負うことになりそうですね。
今の子供が大人になる10年20年後には、働く人口が少なくなっているので高い税率で税金を取っても、国に入るお金が少ないので、高齢者は今あるような補助、控除はなく、若い世代と同じ負担割合でないとやりくりが出来なくなると思われます。
そう考えると、これから大人になっていく子供たち、これから生まれる赤ちゃんの行き先が不安になります。

世界ではサブプライム問題を契機に巨大銀行、証券会社の倒産・合併が相次ぎその影響で日本の銀行・証券会社の損失が毎日報告されています。
北京オリンピックの最中に起きたグルシア内戦より端を発したアメリカ・ロシア冷戦、北朝鮮の核開発再開問題などいろいろ起こっています。

サブプライム問題・米ロ冷戦・西欧・ロシヤ間の石油の石油問題によるロシヤよりの資金流失・世界の株価暴落など問題が多すぎます。

サブプライム問題が起きてからかなり大手の不動産会社・建築会社が倒産しています。
株価暴落・不景気で不良債権がどんどん増えてリーマン証券の倒産・AIG保険会社の倒産の危機がおきました。

これからも各金融機関の財務内容の悪化が進行していくはずで、場合によれば銀行・証券会社の倒産も起こり、民間企業の貸し渋り倒産もまだまだ起きてくると思われます。
これから、日本経済も世界と同時に景気が悪化していき、不況からの回復に時間がかかることになりそうです。

政治家の人々は、もっと大きい視野を持って日本をどのような国にしたいか考えて発言・行動をしてもらいたい。
自分の党利・自分の選挙区の受けばかり考えないで、これからの日本・子供たちが大人になった世の中をどうしたいか考えてほしいです。
posted by incho_sensei at 21:07| ひとり言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月02日

福田首相が辞意、退陣 2008年9月は大荒れだ

9月の当初から、大変騒がしい事件が起こったものです。
8月末は、私は家内と2人で大阪に行き美容皮膚科学会に出席してきました。
面白い講演が多くしっかりと拝聴しましたし、新しい情報に接して大変有意義でした。

世間は、テニス全米オープンで18歳の錦織圭選手が世界ランキング4位のダビド・フェレール(スペイン)に勝ち、4回戦に進出しました。
日本男子71年ぶり、16強に入ったニュースであふれて、次も頑張って勝ってほしいと期待に胸躍らされました。
日本人の体格、筋力、精神では考えられないことです。
素晴しい体力、考え方を持った、新しいタイプの日本人だと思えてしまいます。
これから、このような若者がどんどん増えてほしいものです。

9月1日夜、安部前総理に続いて福田首相辞任のニュースです。
いったい日本のトップはどうなっているのでしょう。
大変困った暗いニュースです。

福田首相は私の見るところ気配りの人、波乱を好まない人といいますか気がいいおじさんですね。
元々は小泉内閣の官房長官をしていたが途中で北朝鮮による拉致被害者、外務省の田中事務官をめぐり小泉首相と北朝鮮への政策対応が会わずに辞めた経緯があります。
外交では小泉総理と異にしていましたが、内政では似た考えを持っていたようにも思います。
内政に関して、ある程度同じ考え方でないと報道官としての役目を果たせないですよね。

福田首相は、総理になる時は反小泉派の人々に祭り上げられ、まわりに反小泉の派閥の領主が固めて内閣を作りました。
反小泉の人達は財政出動容認派で税金の無駄使い擁護派に成りやすい。

内閣を構成している公明党は人に優しい福祉の党をうたい文句にしており、財布の金を考えないで財政出動的なことしか言わない感じがする。
公明党は国土交通省大臣に人を送ったときに、もう少し国民側に立ち無駄を省くために汗をかいていれば見直したのに、官僚側に立ち見直しゼロはいただけなかった。
税金を払っている国民の、もうこれ以上税金を取られたくない気持ちを公明党の幹部は理解していないし、公明党は一般国民から離れていると思われた。

財布が空では何も替えないことは、国民は誰でも知っています。
公明党は、もっとお金の出所をはっきり示し、財源と密着した福祉を国民に問えば、もっと理解がされやすいと思う。

福田首相がいくら「税金を無駄なことには使いません」と緊縮財政を訴えても通じない状態になってしまったのでしょう。
またインド洋の外国艦船への給油問題で国会が紛糾することを考えれと誰が首相になっても、考えるだけで疲れて嫌になってしまいますね。
争いを好まない、おじさんには大変な重荷だったと思いますよ。

赤字大国日本は、これからどのような船出となるのでしょうか?
日本を維持するのに、財政出動の必要なところはしっかり使い、国の防衛、災害出動は除き、国民の生命、生活になくても影響の出ないところは削除するようにしたいものです。
posted by incho_sensei at 13:07| ひとり言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月28日

検診を受けて

今週で8月も終わります。
金沢では、8月は大雨で50数年ぶりの浅野川の氾濫がおき、上流の湯涌温泉上流から金沢市内の橋場町・主計町、またその下流域が堤防より溢れて大変な被害を起こしました。

市内は市民の助け合いなど、すばやい対応で、被害を拡大させず、後処理は大変良かったようです。
被害に合われた人達には、これから苦労が耐えないことを思うと心が痛みます。
衛生管理の側面(感染症)、建物の損傷、仕事の休業、家族内の問題などストレスが蓄積することを考えると健康な人でも何処かがおかしくなります。

8月の中旬に、家内と2人で健康診断を受けました。
以前から検診をしようと思っていたのですが、伸び伸びになっていました。
7月の最後の週にプラセンタ経穴(つぼ)注射講習会で東京に出かけたとき、思いがけずに知り合いの先輩とばったりとお会いました。
数時間一緒にいまして、いろいろお話しました。
その後金沢に帰ってすぐに、PET−CT検査を申し込みました。

夫婦仲の良かった先輩は、つい最近、奥様を亡くされて元気なく、非常に落ち込んでおり「うちの家内はいつも元気で検診も、元気だからといって受けていなかった。今思うと、無理やりにでも検査を受けさせればよかった。僕の責任かな・・・」と聞くのも痛々しい感じです。

「2人でこれから楽しもうと思っていた矢先に1人になってしまって、この先何も面白くないよ・・・。家にいると隣の部屋から笑いながら入ってくる気がする。」
「奥さんと一緒にこれからを楽しみたいなら検診でもさせて、しっかり健康チェックをしたほうがいいよ・・・」
この言葉が心の奥底に響きました。

自宅に帰ってから、家内にこのようなことがあったとことの経緯を話し、数時間取り留めなく話し合いました。
何気なく生活しているが健康だからこそであり、すぐに忘れがちですが周りからの助けがあって生活ができている、生かされていると再認識しました。

翌日には家内と2人でPET−CT検査を申し込みました。
本当は大腸内視鏡とPETーCT検査を申し込んだのですが、PET−CTをすれば5mm以上のポリープは見つかるので大腸ファイバーは必要ないでしょうと言われました。
でも胃は難しく、胃ファイバーは受けたほうが良いらしいです。

検査機器の精度の向上には大変驚かされる次第です。
大腸の検査は患者様もそうだと思いますけど、あまりしたい検査ではありませんから、喜んでPET−CT検査と採血のみにしました。

家内の検査結果は、肩と胸部に糖の集積はところどころ認めるが炎症に因るもので異常ではないとのことで安心しました。
わたしの検査結果はまだ届きません。
2年前は異常なしだったのですが、家内の結果が届いてから1週間も経っているので心配です。
患者様の結果を気にする気持ちはしっかり理解できます。

体重は少し増えまして66.5kgですが、メタボではありません。
腹囲は76cmでした。
出来れば体重62〜63kgにしたいですね。
posted by incho_sensei at 17:31| ひとり言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年08月03日

大変暑い、ガソリン高騰、肩関節が痛い: プラセンタつぼ注射でふきとばすぞ!

大変暑い日です、金沢は36度と我々の体温とほとんどかわりません。
まだ、湿度がないだけ過ごしやすい感じがします。
そのように感じるのは、私だけかな?

アブスライドと呼ばれる腹筋運動の機器を使ってよく運動をしていましたが、3週間前より右肩関節周囲炎を起こし右手を急に動かしても、上方に持ち上げてもズキッと痛みを感じ、大変不自由な思いをしていました。

今日の朝に、2回目のプラセンタの経穴(つぼ)注射をしたところ、痛みもほとんど感じないほど改善し、右手も自由に動かせ、大変軽快です。
ただ、天柱、風池の経穴の部位は注射の針の痛みが少し残っています。

つぼ注射でプラセンタを使用しているためか、これほど暑いのに暑さをあまり感じないくらい元気に過ごせています。
夏バテがないため食欲もあり、減量に苦労するのが悩みです。
posted by incho_sensei at 14:59| ひとり言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月28日

つぼ注射ハンズオンセミナーとプラセンタ

7月27日に東京丸の内で、つぼ注射とプラセンタの講習会があり楽しく出席してきました。

大変暑い日でしたが日本各地では大荒れでした。
講習会の最中に、石川県は大荒れで雷、雨、風が渦巻いて大変だから飛行機が飛ばないかもしれないとメールが入ったくらいでした。

講習会の内容はかなりためになるもので、大変理解しやすく説明されてました。

普通はプラセンタは皮下注とか皮内注で行いますが、それでも効果が物足りないときは経絡、よく知られている言葉で経穴(つぼ)に、針治療と同じくプラセンタを注入するプラセンタ針治療を行うと普通の治療での効果の薄かった患者様でもかなりの効果が期待できるとのことでした。

講演した先生は整形外科医であり、中医で漢方・針治療を専門になさり、長い間プラセンタの治療をしておられました。
その先生のおっしゃるには、プラセンタつぼ注射はかなりの効果を認めるが問題が1つあるとのことです。

かなりの病歴があるご年配者にとっては、プラセンタつぼ注射は人により一時的に症状が悪化することがあるとのことです。
体が弱い(虚の状態)ため、注射の効果に体力がついていけないためだと思われます。
そのために先生は弱っていて虚の状態の方には、つぼプラセンタ注射を行う前に、針治療をして少しでも虚の状態を改善してプラセンタつぼ注射を行うそうです。
最初から患者様からプラセンタつぼ注射を希望されても行わないことが多いそうです。

私としては2〜3ヶ月普通にプラセンタ注射しても芳しくない場合にプラセンタつぼ注射にそのまま移行すれば大丈夫だと思っています。
2〜3ヶ月の普通のプラセンタ注射で、かなり虚の状態から改善されていると思いますし、まだ心配だとつぼ注射の打つ部位を最初は少な目からはじめたいと思っています。

最終的には、辛い思いをしている人がプラセンタ治療して明るく元気になった顔を見たい、笑った顔を見て私もうれしくなりたいです。

東京ではよく歩きました、やはり歩くことは気持ちよいものですね、足が重くだるく感じるくらい歩きました。
食事も忘れて歩きましたよ。

本当は東京駅の地下で道に迷ったのと大丸デパートを散策していたためですが、おかげで体重も良好に減りました。
posted by incho_sensei at 20:57| ひとり言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月22日

夏ばて、疲れとプラセンタ

暑いですね、連日30度を超えています。

7月の連休も東京へ出かけましたが、快晴で日中は大変暑かった。
7月20日は夕方から銀座にいたが、夜は風が涼しく、意外と湿気がなく涼しい感じで気持ちよく歩けた。

銀座ではダージリン紅茶、中国茶の花茶を少し仕入れました。
帰ってからのんびりと香りを楽しみたいです。

7月21日に飛行機で小松空港に帰ったが、気温は35度を超え、非常に暑く、蒸していてスチームバスに入ったようでした。

来週は、東京でプラセンタとつぼ注射ハンズオンセミナーの講習会があり出かけます。
今月は3回も土日は出かけています。
来月は大阪で美容皮膚科学会があり出かける予定が入っています。
9月も東京へ2回ほど出かけそうです。

飛行機で出かけることが多いですが、車で土日にかけ東京へ出かけても、あまり疲れませんね。
プラセンタを注射して遠出するようになってから、帰ってからも疲れも感じなく元気に動けるようになったようです。

以前は、車で東京へ出かけたら、その後の1週間は、1日の仕事が終わると疲れがひどく、体がだるく、外へ出かける気力もありませんでした。
夜も早くからあくびが頻回に出て眠く、ソファーに横になると知らないうちに寝てしまう事が多かったと思います。

私のクリニックに来院している方々で、プラセンタを注射なさっている人は夏ばてもなく元気なように見受けられます。

腰痛、脊柱管狭窄症でプラセンタをなさっている方々の中で、痛み、しびれは残っていて、本人はまだ痛いと言われている方でも、見た目でも明るくなり、動きが少しづつ活発になり、疲れがなくなったようだと本人でなく、家族の方が言われる意見が多いように思います。
本人はもっと痛みが取れてよくなりたいと、もっと、もっとと高い望みがあるようで満足なさるまでは努力を要します。

私には夏ばて、疲れにはプラセンタ注射と睡眠が最高に思われます。

健康のためには、メタボにならないようににも注意が必要です。
体重に注意し、美味しい物を食べ過ぎないよう少量づつ食べましょう。
わたしも体重を4kgほど減量したいです。
posted by incho_sensei at 17:13| ひとり言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月02日

にきびとフォトセラピー

今日は梅雨なのに結構暑かった。

外来では、日光過敏症の人も増えてきました。
にきびのある方も日差しと汗で悪化しているようです。
にきびの治療の基本は、汗、脂肪などによる毛根部、汗腺、脂線開口部の汚れをしっかり落とすことです。
腺の開口部が詰まり、細菌感染を伴うとひどいにきびになります。

私が経験したにきびのひどかった方のお話ですが
ひどく悪化したにきびとフォトセラピーの経過は、大変画期的なものでした。

1ヶ月に1度の頻度でフォトセラピー治療をいたしました。

光の照射後、だいたい1週間はにきびが悪化したように赤く全体に少し熱を持った感じになります。
この期間は本人には自宅でも顔が熱く感じる時は、よく冷やしてもらいました。
また皮膚が痒くなるので、絶対に掻かないように注意してもらっています。
この期間が過ぎると皮膚も落ち着いてくるようです。
しっかり皮膚が落ち着いてから、2度目のフォトセラピーを行いました。
その期間がだいたい1ヶ月間です。

2回目も、3回目も同じような状態で推移しますが、徐々ににきび自体の赤みが減り、にきびの凹凸が、高さが低くなってきます。

4,5回目より顔全体の赤みが収まり始め、にきびの凹凸が目立たなくなってきました。
本人は友人、周囲からどうしたの、何かしたのと会う度に言われたようで、かなり喜んでいました。

6回目のフォトセラピー後、2ヶ月位たって来院されましたが、薄く化粧されていて、にきびがどこにあったか分からない状態で、受付では、にきびがなくなったとスタッフと喜び合っていました。

化粧を落とされてから、診察したところ、にきびの凹凸がなくなり大変滑らかな皮膚の状態でした。
にきびの赤黒いくすみも無くなっており、私自身もたいへんうれしかった。
フォトセラピーを行った後、本人と相談して3,4ヶ月ごとにしばらく肌を落ち着かせる美肌目的でフォトセラピーを行うことになりました。

この症例は本人が治療に真剣に向き合った結果だと思います。
本当にしっかりと私の言ったことをまもってくださいました。
本人も喜んでいますし、私も喜んでいます。
posted by incho_sensei at 19:40| ひとり言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月25日

プラセンタと雑誌わかさ

久しぶりに書きます。
いろいろありまして書く気力が少し欠如していました。
その間に、世界では、ミャンマーでの大型サイクロン,死者6万人を超えた四川大地震など自然災害の猛威に曝され、あまりの被害の大きさに、自然の前での人間の無力さがひしひしと感じられます。
1年前の能登地震呼び起こされました。

被害国の対応、周辺国の対応を見てまして、もし自国だと如何だろうと考えさせられます。
被災者を第一に考えた対応をしてもらいたいと思います。

雑誌<わかさ>の効果か、最近雑誌を持って来院される人がおられます。
診察が終了してから窓口で、実は雑誌を見てきたのですがと話される人もいます。

雑誌<わかさ>で、およそ半年前より、プラセンタの効用説明のなかに、プラセンタの神経修復作用として脊柱管狭窄症に効果あった症例を数多く掲載しています。
多くの病院を回って、もう治らないとか、手術しか残っていないと言われた人がプラセンタを打って改善したり、軽減した話です。

私自身のプラセンタ使用感は、知らないうちに体力改善、気づくと疲れ消失、肌の調子が良く滑らかになっている、肝臓機能が良くなっていると言った感じかな。

我がクリニックでは、雑誌<わかさ>の掲載前には、美肌・皮膚の改善、更年期不定症状の改善、疲れ・体力改善、肝臓機能改善、インターフェロン治療・がん治療時の疼痛・疲れ改善目的の人が主でした。
それらの目的でのプラセンタ使用中に、めまいが良くなったとか頸肩腕症候群、肩関節周囲炎がよくなったとか腰痛・下肢の痛みしびれが改善した人も多かったと思います。

雑誌<わかさ>を読まれて、どこの病院へ行っても治らないといわれた人がプラセンタを希望されて来院されることに驚きを隠せませんし、ご本人の大変辛い気持ちがひしひしと伝わってきます。
「最後の、頼みの綱と思い来ました」といわれる人もいて返答に詰まることもありました。

私は希望される人に、プラセンタは人によって効果が違い、改善する人もいますが改善しない人もいますから、過度な期待はしないようにと話しており、プラセンタ使用者には、3ヶ月間使用して効果がないと思えば止めましょうと説明しています。

辛い思いをしている人の期待の大きさに少しでも答えることが出来ればと祈っています。
posted by incho_sensei at 13:11| ひとり言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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